臨終後に必要になるもの

一般的に、病院で臨終を迎えた時は、その後、看護師が故人を浴衣に着がえさせてくれることが多いため、浴衣を用意しておくとよいでしょう。近年では、納棺の際に浴衣ではなく、故人が気に入って着用していた服などに着がえさせる傾向も見られるため、必ずしも浴衣でなければいけないということではありません。どちらを着せてもらうかどうかは、家族で相談、もしくは故人の生前の意志に沿うように選ぶと良いでしょう。また、すぐに葬儀場へ搬送するケースも多いため、入院していた期間の費用を支払うため、また、葬儀の費用の支払いのため、早めに現金を用意しておくこともオススメでしょう。時に、危篤時に遺言を遺される方も少なくないのではないでしょうか。
危篤時に遺言を遺された場合、遺産相続とは無関係な立会人が3名以上いなければ、その遺言は遺言として成立しないことになっているようです。その3名の立会人全員に署名捺印してもらうという作業も必要と言われているようです。これは口述筆記で作成することが原則であり、テープなどを使った録音のものは遺言として認められないことになっているようです。また、遺言を作成してから20日以内に家庭裁判所へ提出し、検認を受けられなければ無効となってしまうので注意しなければならないでしょう。遺産相続などではなく、お墓のことや葬儀についての意思表示といったものであれば、このように厳密な手続きを取らなくても、遺族が故人の意志を汲んで、その後の葬儀などに反映していけたら良いのではないでしょうか。家族との別れというのは誰にとっても辛いものであり、とても冷静ではいられないのが普通です。準備をしたくないという気持ちもわかりますが、故人を悔いなく見送るために必要な心構えとしても、日頃から考えて行動しておくと良いのではないでしょうか。

お墓と子供

現在、お墓を建てようとしている年齢の人たちが、とにかく口にすることが多いという風にインターネットなどでも噂されているのは、「なるべく自分の子供に迷惑をかけたくない」という一言に尽きるという風に言われています。確かに、将来は年金がもらえなくなる恐れなどもあり、子供とお墓に関しての支払いがかさむようになってしまえば、将来の自分の子孫のお金の問題に直結してしまうということは、言えるかもしれません。そのような流れから、最近では、最も一般的と言われるお墓は、先祖代々引き継がれているお墓ではなく、個人的に納骨堂などに納めるような形で安く済ませるのが一般的になってきつつあるという風に言われているようです。当然のことながら、都市部に暮らす人々にとっては、お墓を買うためのお金が全くないという人も多いため、納骨堂などのように骨を引き取ってくれるところに預けるような形で、納骨を済ませようとしている人も多い、という風に言えるのではないでしょうか。最近では、都心部ではビル群の中のビルの一角に納骨堂が備えられており、多くの人が乗り換える駅であるため、親戚や子供などが通いやすいというメリットも見つかっており、利用者が増えているという風にも聞いたことがあるような気がします。また、多様化の特徴の一つとして、自分自身が買って飼っていたペットと、一緒に入ることができる納骨堂というのも存在しており、ダイバーシティを表している、良い例であるというふうに考えられるわけです。昭和のように、お墓はなるべく立派に立てて、友達や親戚などに顔が立つようにするべきだというような考え方は、非常に古臭いものとなっており、現在では様々な形でお墓の形式も多様化しているということは、間違いなく言えるのではないでしょうか。お墓は社会の発達に伴って、多様化しているということだけは間違いなく言えるかもしれませんね。

お墓の需要

最近では新しくお墓を建てるという人が急激に増えているということも相まって、お墓の需要が高まっているという流れもあるようです。昭和の時代においては、お墓の心配をほとんどすることはなく、先祖代々伝わってきた墓をそのまま活用するということが一般的であったわけです。これは大正昭和と続いてきた日本古来の伝統であり、これをしっかりと守るような形でお墓を継続してきたということであります。むしろ、当時の意識としては継続してきたという意識ではなく、そのまま受け継いだという風に考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、最近になってみると、広いお墓があった田舎などから移り住んで都心部で仕事をしなければならないというふうな人がますます増加してきている結果、地方などではお墓が雨ざらしになっていたり、整備が全く届いていなかったりしている場合すらあるというふうに聞いたことがあります。都市部で新しくお墓を建てるという風にあれば、現代では非常に高いお金がかかるということが言われており、団塊の世代の人たちがそれに最も該当する、などという風に言われることもありますが、その世代が退職する際に退職金を用いて大きな墓を買うということも一般的にあったようです。残念ながら現代では少子化が進み高齢化社会が広がるという風に予想されているため、お墓を建てるための土地やお墓の需要は上がっていくと共に、その支払いなどを子供世代がしなければならないと言う構図になる可能性もあるわけで、すべての世代の人が今後の日本のお墓について注目をしていかなければならないということは確実に言えるのではないでしょうか。最近ではお墓に関するセミナーやガイダンスなども無料で開かれているようで、ぜひとも参加してみるといいかもしれません。

エンディングノートを作ってもらう

親子でお葬式やお墓の話は縁起が悪いような気がして話しづらいものです。

親が亡くなったら親の意思を継ぐのは子どもになると思います。

親の意思を示してもらうのに、エンディングノートを活用するといいそうです。

エンディングノートというのは、介護や療養、延命治療、お葬式、お墓、相続などについての希望を書き留めておくものだそうです。

終活という言葉も一般的になってきました。親の中には、自ら終活をしているという人もいるかと思います。

遺言書と違って気軽にかけますし、本屋さんにも終活ノート、エンディングノートというそのものズバリの名前で書き方をレクチャーするものが売っていたりします。

またお墓のことを聞く際に「お母さん、お父さんのお墓のこと考えてる?」みたいに聞けばいいといいます。

母親自体も夫である父親が死んだあとのことを考えていたりするものです。でも、どこか子ども任せだったり、死んでから考えたいという気持ちもあるようです。

そのときに「お墓は田舎にあるけど……」という風に言ったら、お墓を生活圏に建てたいのかどうかも聞くことができます。

お葬式の規模も聞くことができると思います。

親戚たちが遠い町に住んでいるとか、友人たちのことや同僚や部下など会葬してくれる人たちのことも聞くことができると思います。

最近のお葬式事情なども一緒に考えて、どんな感じのモノにするかを話し合うのもいいかと思います。

後日、お別れの会などをするかどうも、生前に決めておいてもいいと思います。

費用や雰囲気など、誰もが曖昧に感じていることも多いと思います。

親が持っている葬式やお墓に対する漠然としたイメージを具体化するのを目的に、話し合いをしてみるとよいようです。

家族葬でいいのか

最近はお葬式自体を小規模で低価格でいいと思っている人たちが増えたようです。
亡くなる人が高齢になると、会葬者も高齢になっています。会葬者も数も少ないということもあるそうです。
しかし、逆にお通夜からの接待費用は増加しているそうです。
葬儀費用は減って、接待費用が増加しているということで、会葬者に喜んでもらいたいという思いがあるようです。
これには故人の意思も大きく関わっていると思います。
親がどんなお葬式を出したいかをよく聞いておかなければいけないと思います。
親が考える普通とはどんなものなのかも知る必要があります。
祭壇は段が増えるほど、格が上がるといいます。棺も天然木を使ったりした高級なものもあります。
霊柩車にも値段があるそうです。
また会葬者が何人かも価格に関わってくるそうです。
シンプルにしたいと言っても、お花をたくさんという希望もあるかもしれませんし、棺を高級なモノにしたり、骨壷に凝りたいという場合もあるかもしれません。
お花をたくさんという希望があっても、いざお葬式となってその値段に驚いて希望にそえないこともあるそうです。
予算の中でできることが何なのかも知っておいた方がいいのかもしれません。
もちろん親は嫌がる話だと思います。
親は死んだ後のことは子供がやってくれると漠然と考えているかと思います。
そんな中で、子供に気を使って質素でいいとかシンプルでいいとか言っているのかもしれません。
家族葬ほどのシンプルさでいいのか、葬儀場を借りるのか、家でやるのかも考えるべきことだと思います。
親戚だけでも数十人かもしれませんし、親戚の中にはお葬式でお別れを言えないとなると怒り出す人もいます。
いろいろなことを考えなければならないと思います。

親に聞いておきたいお墓のこと

お墓や葬式について、親とは生前に話しておいた方がいいこともたくさんあるようです。
菩提寺が田舎にあって、現在は遠いところに住んでいるとなると、お葬式の場所やお墓の場所をどうするか考えなければならないといいます。
生活圏にお墓を立てたいという人も多いかと思います。
人間関係は生活圏によって変わります。
親も友人や仕事関係の人たちが会葬に来てもらえるように、自分の生活圏での葬式を望むかもしれません。
お墓に関しても、遠い菩提寺では困るけれど本家の墓に入りたいということで、分骨を希望する場合もあすようです。
それも親に聞いておかなければわからないと思います。
よく、「夫と同じ墓に入りたくない」という人もいますが、それが本気だった場合も故人の思いを汲まないといけないと思います。
また普通のお葬式でいいと言う人も多いですが、普通のお葬式というのがどういったものか、費用はどれくらいかもわからないと思います。
いざ葬式を出すときにその値段に驚く人も多いそうです。
菩提寺から住職を呼んで欲しいという希望を持っているかもしれません。また、お参りに来てくれた人に美味しいものを食べてもらって欲しいという希望を持っている場合もあります。
葬儀にお金を費やさず告別式を豪奢にしたり、家族葬をして友人たちにお別れの会をして欲しいと思っている人もいるかもしれません。
お葬式やお墓の準備は子供の立場からだとなかなか言いにくいものだと思います。
ただ、親が元気なうちに話し合っておかなければ、わからないこともたくさんあるようです。
親の希望を叶えてあげたいという気持ちで、親と話し合ったらいいという人もいます。
どんな風に親を送りたいかではなくて、親がやって欲しいことができたらいいかと思います。